1. テンペラ絵画作品紹介

  2. 油彩テンペラ混合技法

  3. 黄金背景テンペラ古典技法とは

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  1. 匂坂祐子プロフィール

  2. 作品紹介

  3. 個展/展覧会紹介

  4. 所蔵/受賞

  1. 富士ニュースに一面トップ、静岡新聞、岳南朝日新聞で記事が紹介されました!

  2. 松坂屋富士ギフトショップにて匂坂祐子個展「Presennce~祈り」の展示が始まりました

  3. テンペラ画家 匂坂祐子展「~Presence 祈り~」富士・静岡・ニューヨーク・上海にて展…

  4. テンペラ画技法会員相談窓口がはじまりました!

  5. テンペラ画で古典技法を学ぼう!新サイトが完成しました

略歴

ローマ法王献上・モナコ王室所蔵/世界中で愛されるテンペラ画家匂坂祐子

1961年、静岡県富士市に生まれる。5歳の時、聖母幼稚園で見たラファエロの聖母子像の優しさに魅了され画家を志す。村井竹山師事。東海大学短期大学部生活芸術コース卒業。世界は全て愛でつながっている「無条件の愛」をテーマに、板を支持体とした「黄金背景テンペラ古典技法」と北方ルネサンス期に盛んに描かれた「油彩・テンペラ混合技法」を使用した作品を制作。2000年モナコ日本フェスティバルにて寄贈した作品がモナコ王室所蔵となる。その後、エジンバラ他世界各国のフェスティバル、アートフェアに招待される。確かな古典技法、詩的抒情性と優美な色彩が評価され、ミラノの個展ではボッティチェルリの再来と呼ばれる。2007年ローマ法王ベネディクト16世作品献上。受賞:アートの競演ゴールド賞/オーストラリア、日中友好芸術国際絵画藝術展優秀賞他。個展:ミラノ、上海、東京都庭園美術館他。

Yuko Sagisaka was born in 1961 in Fuji, Shizuoka. At the age of 5, she was inspired by the warmth portrayed by the Madonna and Child artwork by Raphael, which was displayed at her Seibo Kindergarten School. She studied under Tikuzan Murai and graduated from the Junior College Department of Life Art Course at Tokai University. The theme of her artworks is “unconditional love,” which describes the world connected through love. Using a board as support, she uses the techniques, “Classical Tempera Technique with a Gold Background,” which was an art technique commonly used during the late Medieval Ages and the Renaissance Period, and “Oil painting and Tempera Technique,” which was commonly used during the Northern Renaissance Period. In 2000, the artwork she gifted at the Monaco-Japan Festival was included in the Monaco royal collection. After that, she was invited to festivals and art fairs in Edinburgh and other countries around the world. She was valued for her authentic classical techniques, poetic lyricism, and graceful colors, and has been referred to as the return of Botticelli at her Milano solo exhibition. In 2007, she presented her Pope Benedict XVI artwork. Awards: Gold prize at an art competition in Australia; Award of Excellence at the Japan-China Friendship Art International Painting Art Exhibition and so on. Solo Exhibition: Milano, Shanghai, Tokyo Metropolitan Teien Art Museum, and so on.

アーティストステートメント

~アートで世界に「愛」を贈る~

心が洗われるような愛を描きたいと思ったのは、自分が生まれてきた意味を問い続けた中で、二十代で両親の死、その後二度の臨死体験、病気治療、人生の無常を経験した後、”全てはつながっている”という一瞥体験を得て、死は終わりでない、”全てはひとつのものからできている”「無条件の愛」が永遠のテーマとなる。

「人間の存在価値」「生と死」「癒しと希望の光」を、東洋と西洋の融合の中に抒情性と優美なる詩情を、少女、猫、宇宙、聖書、文学、日本の神仏をモチーフにアートで世界に愛を贈る作品を描いています。

人類の未来が混沌とし、地球の未来に暗雲が立ち込める日が来たとしても、運命を乗り越える力がアートにはあると信じています。

私の作品は、テンペラ画で描く無条件の愛のメッセージです。

Life is an art. Art is to find out the significance of existence of self. 人生は芸術である。芸術とは自己の存在意義を見出すものである。

ミッション

アーティストになった理由

聖母幼稚園に通っていた頃、ラファエロの描いた聖母子像の絵を見て画家になりたいと思いました。絵を見ているだけでとても幸せな気持ちになり、絵を見た人が幸福になるような絵を描きたいと思ったのがアーティストとしての原点です。

小学校の卒業文集で将来の夢は歴史に残る画家と書きました。なぜそんな夢を描いたのかと記憶を辿ると、自分は生まれてきてもよかったのだろうかと考える中で、時を越えて存在する何かを残すことが自分の存在意義だと感じていたのかもしれません。

自分の世界観を表現する技法を探し求める中でテンペラ画に出会いました。生と死を越えた魂の救済、全ての人には存在する意義があること、人の心に永遠に残る「愛」を描くことが私の使命です。絵画を通して、心が洗われるような愛と光を贈る事が私のアーティストになった理由です。

Life work

人間は何のために生まれてきたのか?

ラファエロの聖母子像を見て画家になりたいと夢を描き、10代から20代は注文制作を受け、主に油彩画で風景や静物・花などを描いていました。

25歳の時、画家になる夢を応援し続けてくれた最愛の母を亡くし、何の為に自分は絵を描くのか、生まれてきたことの存在価値も見いだせなくなり、絵が描けなくなりました。その後、母への想いを込めて描いた作品、能をモチーフにした「海人」(母が子を想うテーマ)を完成させ、絵を描くことで生きる意味を見出すことができるようになりました。

それまでは、母や人が喜ぶ顔を見たくて絵を描いていましたが、自分の為の絵を描きたいという思いが芽生え、試行錯誤しながら自分の世界観を追求し、生きる道を探し求めました。

人間は何のために生まれてきたのか?
答えは一つではないけれど、精神と魂を高め、世界に愛と平和を贈ることが生まれてきた証だと感じます。

これからも「愛」をテーマに、人々の心に永遠に残る希望を贈り続けていきます。